怖い
人生の転機にさしかかり、おびえている。
降伏して手放しすことと、投げ出すことの違いがまだわからない。
きっと、自暴自棄ではなく、心穏やかに。
会社を辞めて1か月が過ぎ、毎日は静かに過ぎているのに
心は焦燥感があり、孤独があり、胸が痛い。
この痛みはまだここにあったのかと思う。
自分の望みについて考えている。
自分が怖いと思うことについて考えている。
多分その2つはおなじものだから。
私は、恥をかくことがこわい。
でも一体、何が恥なのだろう。
こうやって、生きてきたのだ。私はもう少し
自分を認めても良いかもしれない。
一人で家を決め、一人で仕事を決め、そりゃやめてしまったけど、
それでも生きてきたじゃないか。
会社という組織に私は向いていないなあと思う。
仕事ではなく、決まった時間にいくこと、
無駄と思うことに従事すること、
自分を殺すことに向いていない。
向いている人などいないのだろう。
怖いと思う自分を見ている。怖いと思うことを
せめて責めないでいられたらいいと思う。