amazonスペシャルオーケストラコンサート
ときどき、懸賞にあたることがある。
amazonプライム会員向けの懸賞で当選したもの。
当選の連絡をうけたのは本当に辛い時期で、
一緒に行こうと思っていた人とは、いけなくなってしまった。
懸賞の当選という幸運も、その当時は全く喜ぶことができず、
むしろ皮肉なものだとおもったくらいだった。
今日、友人と行くことが出来て本当に幸せだった。
おいしいお昼を食べ、すてきなデザインの雑貨をみて開場まで時間をつぶした。
サントリーホールはすごく素敵なホールで、美しく、音響もとてもよかった。
コンサートはクラシック初心者向けの構成だったけれどとても楽しめた。
ものすごく感動したとか、そういうわけではない(と自分ではおもうのだけど)
演奏を聴きながら涙が出た。いや、演奏がよくなかったわけでなく、すごく
よかったのだけれど、以前の私なら泣いたりしなかったと思う。
最近、美しいものを見たり聞いたりすると涙がでる。
映画なんかも特に悲しいものでなくても涙がでてしまう。
いままでは演奏をきいていても、全然違うことを考えていたり、
心がいまここにはいなかったような気がする。
いまここに対峙していると、ちいさなことにさえ心がうごくのだ。
そしてオーケストラの演奏というのはやはり素晴らしくて、
大勢の人の動きがいったいとなって、音が紡がれていく。
ああ、それってやっぱり感動してたってことなのかな・・。
そして、私には今泣くことが必要なのもかもしれない。
楽しい一日を過ごさせてくれた友人に感謝。どうもありがとう。
沢山歩いた帰り道はとても寒く。もう冬なのだ・・・。