泣いてもいい
今日の写真ではないけれど。
空がよくみえるこの部屋が好きだった。
あと何日、ここにいるかなあとぼんやり考える。
さびしさとか悲しさとか、でももう何故とは思わない。
彼に、泣きたいときは泣いてもいいのだと言われて、
涙が出てきた。声をあげて泣いた。
私はずっと母に 泣いてはいけないといわれて育ったから。
母に怒られて泣くと、母はますます怒った。
私はそうやって手のかからない、心配の要らない子に育ったのだ。
実情は違ったけれど。
母のことはもう、全て許すと決めているからいいのだけれど、
私の中に母によってつくられたルールというか、
そういうものはいまもまだ残っている。
これらから自由になることも今後の課題なのだと思う。
5年とあのとき、それこそもう何故とはいわないけれど
私が5年といったことに何かの意味があるのかなあと思う。
過去5年を考えると、5年というのは長い。
それでも、なんとなくだけどあっという間に過ぎる気がしている。
それまでに何を為せるかなあ。小さいことでいいのだ。
変化を大事にしたい。